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浜田市で注文住宅を建てるときの断熱性能は?省エネ住宅に求められる基準について解説!

家づくりノウハウ
公開日:2024.02.29
最終更新日:2024.03.24
岩見建設有限会社の家づくり写真
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家づくりノウハウ
公開日:2024.02.29
最終更新日:2024.03.24

浜田市で注文住宅を建てるときの断熱性能は?省エネ住宅に求められる基準について解説!

光熱費の計算イメージ
住宅メーカーの広告でも目にすることの多い「断熱性能」ですが、どれほどの性能が必要なのでしょうか。今回は、住宅の断熱性能にかかわる省エネ基準について解説。浜田市における基準値や省エネ基準ごとのメリットについてもご紹介しています。注文住宅の断熱性能はどうすればいいのか、迷っている方は参考にしてください。

目 次

カーボンニュートラルに向けて省エネ住宅が求められている

2階から日差しが入る吹き抜けのリビングダイニングキッチン
SDGsなどの取り組みのひとつとして、エネルギーの問題について耳にする機会も増えています。日本政府は、2050年を目標に温室効果ガスの排出する量を減らしながら、植林や森林管理によって吸収量を増やし、温室効果ガス全体の排出量をゼロにするカーボンニュートラルを目指すと宣言。これに伴って、建物の性能を向上させて消費エネルギーを削減するため、通称「建築物省エネ法」が2015年に公布されました。

この建築物省エネ法では、2050年を目標としたカーボンニュートラル実現のため、内容が段階的に強化・改正されています。2024年4月からは新しく「建築物の省エネ性能表示制度」が開始。消費者が家を選択するときに、省エネ性能で住宅を選べるように、住宅の販売や賃貸の際に省エネ性能の表示が求められるようになります。また、2025年4月から原則として、すべての新築住宅は省エネ基準適合が義務になるとしています。このように、法律や基準の強化を通して、性能の高い省エネ住宅が求められているのです。

参考元:国土交通省|住宅:建築物省エネ法のページ
参考元:環境省|カーボンニュートラルとは - 脱炭素ポータル
参考元:国土交通省|建築物省エネ法の概要
参考元:国土交通省|建築物省エネ法にもとづく建築物の販売・賃貸時の省エネ性能表⽰制度
参考元:国土交通省|消費者向けチラシ(店頭頒布用)
参考元:国土交通省|事業者向けチラシ​
参考元:国土交通省|省エネ基準適合義務化

省エネ住宅を評価する断熱等性能等級とは?

住宅の省エネ性能に大きくかかわるのが断熱性能です。住宅の断熱性能は、住宅性能を分かりやすく表示するために設けられた「住宅性能表示制度」の断熱等性能等級がひとつの指標となります。

断熱等性能等級では、外気に触れる天井や窓などの外皮からの熱損失がどれほど防げるかを評価し、等級1から最高等級7までで表示します。

参考元:国土交通省|新築住宅の住宅性能表示制度かんたんガイド

断熱等性能等級を決めるUA値

断熱等性能等級は、2つの数値にもとづいて評価されます。ひとつは太陽の日差しがどれだけ室内に入りやすいかを表すηAC(イータ・エ・シー)値。そして、室内外で熱がどれだけ出入りしやすいかを表すUA(ユー・エー)値です。それぞれ数値が小さくなればなるほど、太陽の日差しや外気に室温が影響されにくくなることを表し、断熱等性能等級が高くなります。 

 省エネ住宅の3つの基準

省エネのエコハウス(エネルギーゼロハウス)の性能評価-min
断熱等性能等級の各等級における目標値を定義するために用いられている基準があります。基準が低い順から確認していきましょう。 

 省エネ基準(等級4)

省エネ基準は、住宅など建築物のエネルギー消費量を削減するために定められています。2015年に公布された建築物省エネ法にもとづく省エネ基準は、UA値やηAC値など住宅の外皮性能に関する基準値と、設備機器などの一次エネルギー消費量に関する基準から成り立ちます。

参考元:IBECs(一般財団法人 住宅・建築SDGs推進センター)|住宅の省エネルギー基準

ZEH基準(等級5)

2025年にすべての新築住宅に省エネ基準の適合が求められていますが、2030年にはさらに水準の高い「ZEH基準」が新築の標準になるとされています。「ZEH(ゼッチ)」とは、ネット・ゼロ・エネルギー・ハウスの略。断熱して省エネするだけではなく、ソーラー発電などで創エネすることで、住宅で年間に消費するエネルギー収支を正味ゼロにする住宅を指します。

参考元:国土交通省|家選びの基準変わります
参考元:一般社団法人 住宅生産団体連合会|快適・安心なすまいなるほど省エネ住宅
参考元:国土交通省|ZEHの定義(改定版)<戸建住宅>

HEAT20基準(等級6~7)

ZEH基準をさらに上回るのがHEAT20基準です。HEAT20とは、環境への負荷を減らした高品質な住宅実現のために研究を行う「一般社団法人 20年先を見据えた日本の高断熱住宅研究会」の略称。HEAT20基準では、UA値だけではなく、地域区分ごとに規定された室温や暖房負荷削減率といった住宅シナリオを満たすことが求められます。HEAT20のなかにはG1からG3の水準が設けられ、G3が最高水準です。
 
参考元:一般社団法人20年先を見据えた日本の高断熱住宅研究会|HEAT20 外皮性能グレード
参考元:一般社団法人20年先を見据えた日本の高断熱住宅研究会|住宅システム認証

地域ごとに異なる基準UA値

中央の窓が印象的な平屋
日本は南北に広く、寒冷地と温暖地の気温差が大きいため、省エネ住宅となるUA値の基準値も地域ごと8つに区分されて設定されています。岩見建設で担当する浜田市エリアは、雪が降っても積もることはほとんどなく、1年を通しても東京都の気温と大きく変わりません。このことからもわかるように、浜田市は東京23区と同じ地域区分である「6地域」に分類されています。6地域の省エネ基準ごとのUA値は以下の通りです。

【6地域の省エネ基準ごとのUA値】

基準
UA値(W/m2・K)
等級2
1.67
等級3
1.54
等級4・省エネ基準
0.87
等級5・ZEH基準
0.60
HEAT20 G1水準
0.56
等級6・HEAT20 G2水準
0.46
等級7・HEAT20 G3水準
0.26
参考元:はまだぐらし -浜田市移住・定住情報サイト-|日本海側は雪が積もるイメージがありますが、気候はどうですか。スタッドレスタイヤは必要ですか。
参考元:国土交通省|地域区分新旧表

 省エネ基準ごとにメリットも違う

ZEH住宅・エコ住宅・省エネ住宅のイメージイラスト
断熱性能を高めた省エネ住宅は、以下のようなメリットが挙げられます。

・1年じゅう快適に過ごせる
・家族の健康が守れる
・光熱費が節約できる

省エネ基準ごとに見て差が大きく表れるのは光熱費です。経済産業省・国土交通省・環境省の協賛による「なるほど省エネ住宅」では、省エネ基準を満たしていない従来の住宅と省エネ基準の住宅、ZEH基準の住宅における光熱費を比較。浜田市と同じ6地域の場合は、以下のような結果となりました。

【6地域の住宅性能別に見る年間光熱費】


従来の住宅
省エネ基準の住宅
ZEH基準の住宅
温暖地の場合
283,325円
222,317円
159,362円
従来の住宅と省エネ基準の住宅を比べると、差額は6万円以上。ZEH住宅と従来の住宅とでは、12万円以上も光熱費が節約できるという結果でした。このように、住宅が満たす省エネ基準が高いほど、光熱費が節約できる額も大きくなるのです。

参考元:一般社団法人 住宅生産団体連合会|快適・安心なすまいなるほど省エネ住宅

>>島根県浜田市ではどんな補助金制度がある?詳しくはこちら

 省エネ基準によってデメリットはある?

グラフ
良いことばかりに思える省エネ住宅ですが、省エネ性能を高くするほど建築コストが高くなる点がデメリットだと言えるでしょう。住宅建築に用いる資材は、断熱効果が高いほど材料費が高額になる傾向があります。特に、断熱性能を向上させようとすると、資材だけではなく、精度の高い設計力や施工のための技術力が必要になります。そのため、省エネ性能の高い住宅を建てようとするほど、工事費が高くなるのです。

しかし、高い断熱性能のある省エネ住宅であれば、光熱費が抑えられることも忘れてはいけません。長期的な目で見て、ランニングコストが抑えられるというメリットもあるため、トータルバランスを見ながら省エネ性能のレベルを検討すると良いでしょう。

参考元:国民生活センター|環境に配慮した「省エネ住宅」とは(2)

>>島根県浜田市の住宅ローン・金利まとめ!注文住宅を建てる時に欠かせないローン選びのポイント

浜田市で注文住宅を建てるなら断熱性能にこだわる岩見建設へ

大きな白いソファーがあるLDK
高断熱の住宅は、省エネルギーの動きとして国も推奨しているほど。今回はその基準やメリットなどについてご紹介しました。

ZEHを超える高い性能と高断熱を裏付ける気密性の高い住宅を得意とする岩見建設では、家づくりのパートナーとして生活が豊かになる住宅を提供しています。「高性能な家はコストが心配…」という方にも安心して家づくりを考えていただけるよう、家づくりにかかるコストをすべて洗い出して資金計画相談に対応。メーカー直の仕入れにより中間マージンが発生せず、無駄を省いたコストパフォーマンスの高い家づくりをご提案しています。高性能な家づくりを検討している方はぜひ岩見建設へご相談ください。
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