光熱費に大きな影響を及ぼす
隙間だらけの家と、完全に密閉された家を想像してください。家を温めるためにエアコンを回した時に、後者の方が効率的に温熱管理がしやすいことが容易に想像できます。隙間だらけだと、いくら回しても中々温まらないためエアコンは動き続けます。つまり、光熱費に大きな影響を及ぼしてしまうのです。
計画換気の実現
気密性能を確保した空間は、魔法瓶のように密閉された空間になるため、汚れた空気もたまりやすいということになります。計画的な換気システムを導入することで、常に新鮮な空気に変わるように換気をすることができます。
岩見建設ではルフロ400という商品を導入しております。ダクト式第3種換気に属した換気システムで、各部屋だけではなく天井裏、床下空間までダクトでつなげております。そのことにより、家の中の空間にまんべんなく空気の動きを計画的に発生させ、古く汚れた空気が常に換気されるような仕組みの換気システムとなっております。また、第1種換気に比べて、将来故障したときの修理代のことを考えると、ランニングコストも抑えられた換気システムです。
絶対に外せない【気密測定検査】
気密測定検査は、C値を割り出す唯一の方法です。
岩見建設は必ず「仕上げ前」に気密測定検査を全棟で実施いたします。
気密測定が必要な理由
C値により気密性能が初めて算出され、C値が確定することで実質Ua値が割り出されるからです。机上の数値であるUa値が確かなものであるということを裏付け、さらに気密性能も数値により見える化することで、自分たちの暮らす家の性能を数字にて確認できるようになります。
構造時に測定をするメリット
気密測定検査は仕上げ前の段階で行います。このことにより、万が一気密性能値が低いと分かった場合は、どこから空気が流入しているのか、隙間の位置を実際に確認することができるのです。隙間なく施工されていることを確認しつつ、弱い部分を目視確認でき対処できる気密測定は、今後起こりうる施工不良を未然に防ぐ役割もあるのです。
気密測定検査により、自分たちの暮らす家の持つ性能を数値で確認し、安心して暮らせることを最大の目標にしています。つまり、安心して高性能の家だと判断できるためには、必ず全棟気密測定検査を行う以外ありえないのです。
サッシ・窓は特に断熱と気密を!
気密・断熱において最も弱点となる箇所はどこだと思いますか。
最も弱い箇所、それは「サッシ」です。熱の行き来が最も多く、風が一番入りやすい場所である「サッシ」は、間違えたもの選びや施工を行ってしまうと結露を誘発し様々な悪さを行ってしまいます。
サッシは樹脂サッシ以上を標準仕様としています。
高断熱を安定的に確保する高性能窓について▼