▲土間空間から庭を眺める
家の中心にある土間空間。この土間空間から、食事室、寝室、玄関、庭へとアプローチできる平面計画となっています。外部と内部がここで緩やかにつながり、家の中の中心が庭の中心へと移ろいで行き、この家での様々な活動が誘起されていきます。
▲食事室から庭を眺める
食卓を囲む場所からは、寛ぐ居間と、子どもが遊びまわる庭が眺められます。
壁を斜めに振ることで屋根を支える構造体の連続性と相まって、庭への自然な方向性が備わります。
▲居間から寝室を見る
天井まで伸びていない間仕切り壁は、その奥行きを感じさせてくれます。屋根を支える構造体が連続して見えることにより、仕切られてはいるものの奥まで一体の空間であることを認識させ、開放感を与えてくれます。
▲庭から食事室を見る
ウッドデッキ一つをとっても、丁寧に品よく施工していきます。日本家屋の持つ特有の「細く品のある」設えを大事に計画しています。
▲庭を見る
裏を流れる小川と、緑多い庭が外構計画により緩やかにつながっていることが分かります。
境界線を曖昧にしていくことで、もともと存在していたかのような自然さと、この街一体が自分の家だと感じられます。