L_Hut
外皮外内部の可能性の追求をテーマに、20坪の屋内空間の他に、10坪の屋根有屋外空間の空間がある。
この外皮外内部というのは、屋根と壁があるため雨風はしのぐことができるが、断熱材が入っていないこと、また土足で行き来する空間としており、外部として機能している空間のことである。
つまり、性能は無いが雨風がしのげて、さらに土足で動き回ることができるといった、自由な遊び空間のような場所になりうる。それと同時に、性能を度外視できるため、サッシは自由に手作りのおしゃれなものができるし、断熱材が無いことがそのままコストダウンにつながる。
屋内の最低限の機能と、遊び心のある空間を同時に成立させることにより、将来的な豊かな暮らしを実現できるのである。