島根県浜田市で利用できる地方銀行・信用金庫の住宅ローンは、以下の通りです。

山陰合同銀行は、島根県、鳥取県を中心に営業しながら、山陽、兵庫、大阪をカバーする広域な店舗ネットワークをもつ地方銀行です。返済期間は40年まで選択できます。上記金利は、融資事務手数料（変動金利型）、保証料一括前払い方式（2段階固定金利・固定・変動金利選択型）の金利であり、保証料利息組込み型の場合、金利は年0.20％または0.30％高くなります。
また、ZEH水準省エネ住宅（※）の購入や給与振込の指定などいくつかの項目を満たすことで、最大0.20％の金利が引き下げが受けられるなど、借入時の条件や審査内容によって適用金利は変わります。
このほか、普通預金残高に応じてキャッシュバックを受けられる「預金連動型住宅ローン」の取扱いもあります。

※ZEH水準省エネ住宅は、太陽光や省エネ設備等を導入することで年間の一次エネルギー消費量を0以下にする住宅

山陰合同銀行の団体信用生命保険（以下「団信」）は、一般の団信のほか、がん・脳卒中・急性心筋梗塞の3大疾病、糖尿病など4つの生活習慣病に備えられる「7大疾病補償特約」を上乗せ金利0.15％で提供しています。

参照元：山陰合同銀行「住宅関連ローン金利一覧」
参照元：山陰合同銀行「ごうぎんの住宅ローン適用利率」
参照元：山陰合同銀行「7大疾病補償特約付債務返済支援保険」

島根銀行は、島根県松江市に本店をおく地方銀行です。2段階固定金利型住宅ローンや固定金利選択型の金利タイプのほか、住宅ローンに加えて家具家電の購入費や自動車の購入資金が融資対象となる住宅ローンプラスなども提供しています。2段階固定金利型（安心Ⅲ）は、融資実行時の年齢が50歳以下の人を対象として全疾病団信が金利上乗せなしで付保できる商品となっています。
適用金利は、審査内容以外に、給与振込の指定や定期性預金残高、電化住宅またはガス化住宅対象機器の設置などの金利割引条件を満たすことで変わります。

参照元：島根銀行「融資商品金利一覧」
参照元：島根銀行「安心Ⅲ（トリプル）」
参照元：島根銀行「住宅ローン金利割引基準のご案内」

日本海信用金庫は、浜田市に本店をおき、浜田市全域と江津市、益田市を中心に営業を行う信用金庫です。通常の住宅ローンと給与振込を指定している方向けの商品（エクセレント）があります。

公共料金などの口座振替や島根県材の木材利用、インターネットバンキングの契約等金利割引項目を満たすことで、それぞれ金利タイプに応じた割引金利が適用されます。
団体信用生命保険は、一般団信のほか、がん保障特約付団信（年0.10％上乗せ）、三大疾病特約付団信（年0.15％上乗せ）などの取扱いがあります。

参照元：日本海信用金庫「店舗一覧」
参照元：日本海信用金庫「日本海しんきん住宅ローン」
参照元：日本海信用金庫「日本海しんきん住宅ローン『エクセレント』のご案内」
参照元：日本海信用金庫「日本海しんきん住宅ローン「エクセレント」のご案内」

注文住宅の資金計画において頭金はどのくらい必要となるのでしょうか。
まず注文住宅の必要資金として、土地取得費、建築費用、そして諸費用について考える必要があります。諸費用は、土地購入時の仲介手数料や登記関連費用、住宅ローン手数料、火災保険料、つなぎ融資を利用する場合はその費用などになります。

この点、多くの金融機関では土地取得費と建築費用以外に諸費用についても融資対象としています。ご紹介した山陰合同銀行（変動金利型）では、住宅購入後の家具や家電の購入資金の借入も可能です。
このように土地取得費や建築費用以外の諸費用についても借入できますので、必ずしも頭金は必要ではありません。

参照元：山陰合同銀行「ごうぎんの住宅ローン適用利率」

住宅ローン借入金額に対して返済額がどれくらいになるのか、山陰合同銀行の最優遇金利（保証料一括型）をもとに試算しました。

※試算条件：返済期間35年・元利均等返済 ボーナス返済なし変動金利は年に2回金利の見直しがあり、経済情勢や金融政策の変更によって金利が上昇する可能性があります。また、金利選択型は、金融機関によって当初固定期間終了後の適用金利が異なりますので、当初固定期間の金利だけでなくしっかりと確認しましょう。

住宅ローンを利用する手順について一般的な流れを解説します。

【ステップ1】事前審査（仮審査）
【ステップ2】本審査
【ステップ3】本審査承認
【ステップ4】契約手続き（金銭消費貸借契約）
【ステップ5】融資実行

ネット銀行以外にも事前審査や本審査のネット申込、印紙代が不要となる電子契約に対応する金融機関も増えてきました。また、住宅ローン商品に迷ったときは、複数の住宅ローン本審査を通し、適用金利が決まる融資実行月に一番有利な商品に決める方法もあります。

住宅ローンを利用するにあたって注意点もあります。

住宅ローンの借り過ぎには注意しましょう。
借入金額を判断する目安として返済負担率があります。返済負担率は、年収（額面）に対して年間の住宅ローン返済額が占める割合を示すもので、20〜25％以内に抑えることが理想的です。

特に、ペアローンや収入合算で借入する場合、借入金額が増えやすいので注意が必要です。借入できる金額と無理なく返済できる金額は異なりますので、購入後の維持費や必要な貯蓄なども踏まえながら、借入金額は慎重に判断しましょう。

変動金利を中心に低金利の状況が続くなか、各金融機関は金利以外の面、例えば団体信用生命保険・借入期間の延長・事務手数料の割引などの差別化を図っています。そのため、住宅ローンを検討する際、金利以外の条件も含め総合的に判断して決めることをおすすめします。

注文住宅を建てるとなると、資金計画とともに依頼する住宅会社選びが重要です。
島根県（益田市・鹿足郡・浜田市・江津市）、山口県（萩市）を中心に33年にわたり家づくりをしてきた岩見建設は、長期優良住宅よりもさらに厳しい基準を設け、高断熱・高気密・高耐震の家づくりを提案している会社です。

マイホームの資金計画についても、1人1人のライフプランをもとに無理のない購入計画を提案します。家づくり勉強会や完成見学会、個別相談会を随時開催しておりますので、お気軽にお問合せください。