島根県西部に位置する浜田市は、旧浜田市、金城町、旭町、弥栄村、三隅町の5市町村が合併して生まれた街です。日本遺産に認定された「石見神楽」や北前船の寄港地として知られる「外ノ浦町」、ユネスコの無形文化遺産に記載された「石州半紙」などの文化遺産や観光資源が豊富な歴史のある街でもあります。

日本海に面した浜田漁港は島根県内唯一の特定第3種漁港であり、四季を通して新鮮な海の幸が水揚げされる良港です。なかでもアジやノドグロ、カレイは浜田漁港を代表する水産ブランド「どんちっち三魚」として全国に出荷されています。山間部は冬に雪が積もることもありますが、寒暖差や良質な水を活かした農業が盛んで、最高級品質の種無しブドウであるピオーネや赤梨、西条柿といった山の幸も豊富です。

市街地の北部には「ゆめタウン浜田」、南西部には「パワーシティはまだ」などの複合型商業施設があり、食品スーパーや100円均一ショップなどが営業しています。ドラッグストアは「ウエーブ」や「ウエルシア薬局」の支店が市内各所に展開しているので、ミルクや紙おむつなどのベビー用品が必要なときにすぐに購入できます。

浜田市の北端にある「島根県立しまね海洋館アクアス」は、シロイルカのショーやペンギンのお食事タイムなどを見ることができる人気の観光スポットです。「サン・ビレッジ浜田」には島根県西部で唯一のスケートリンクがあり、サッカーやフットサルを楽しむこともできます。海沿いには海水浴場施設がいくつもあり、「姉ヶ浜海水浴場」は無料でキャンプ村を利用できる夏におすすめのスポットです。

そんな浜田市は待機児童ゼロを達成しており、1人当たりの都市公園面積が東京都と比較して2倍以上あることから、ゆったりとした環境で子育てをしたい人におすすめのエリアといえるでしょう。

参考元：浜田市「浜田市の概要」
参考元：日本遺産ポータルサイト「神々や鬼たちが躍動する神話の世界」
参考元：浜田市「外ノ浦町が日本遺産に追加認定されました！」
参考元：浜田市「石州半紙がユネスコ無形文化遺産「和紙」として記載決定」
参考元：浜田市移住・定住サイト「数字でみる『はまだぐらし』」

2023年11月現在の浜田市で申請できる住宅関係の補助金事業を紹介します。

浜田市内に住宅を取得した際に若者世代に補助金を支給する事業です。対象となるのは2023年（令和5年）4月1日以降に住宅を取得した39歳以下の人です。本人か家族（配偶者や子ども）が5年以上継続して居住することが条件となっています。補助金額は住宅取得にかかった費用の100分の2以内で、上限額は40万円です。

1. 申請書兼請求書
2. 住宅等の売買契約書または工事請負契約書のコピー
3. 代金の支払いが確認できる書類（領収書、振込票等）のコピー
4. 住宅等（建物・土地）の登記の全部事項証明書（原本もしくはコピー）
5. 住所・生年月日を確認できる書類等（運転免許証等）のコピー

参考元：浜田市「【若者支援ファンド】若者の住宅取得（新築・購入）を応援します（39歳以下、補助率2/100、上限40万円）」

浜田市内で新規に結婚した世帯等に補助金を支給する事業です。「結婚新生活支援事業補助金」と「結婚新生活応援金」の2種類があり、婚姻の日付や年齢、所得などによって適用される補助金が異なります。対象要件と支給金額は以下のとおりです。

浜田市の空き家バンクに登録されている一戸建て住宅の改修を行うと、費用の一部を補助金として受け取ることができます。補助率は内装や屋根のふき替え、外壁、水廻り工事などにかかった費用の3分の2以内で、上限額は30万円です。空き家を購入して改修を行う人がU・Iターン者かつ40歳未満の場合は、上限額が100万円まで拡大されます。

参考元：浜田市「空き家の改修経費を補助します（空き家バンク登録物件改修事業補助金）」

国土交通省により2050年のカーボンニュートラルの実現に向け、子育て世帯や若者夫婦世帯が省エネ性能の高い新築住宅を建てる際に支援する補助金制度です。

子育て世帯または若者夫婦世帯のいずれかであることと、エコホーム支援事業者と工事請負契約を締結して長期優良住宅もしくはZEH水準を満たした住宅を新築で建てる方が対象です。エコホーム支援事業者とは、この事業に予め登録をしている住宅事業者を指します。

長期優良住宅：100万円／戸
（※市街化調整区域かつ土砂災害警戒区域又は浸水想定区域に該当する区域に建つ住宅では原則一戸につき50万円。）

ZEH住宅：80万円／戸
（※市街化調整区域かつ土砂災害警戒区域又は浸水想定区域に該当する区域に建つ住宅では原則一戸につき40万円。）

2024年4月2日から予算の上限に達するまで※

※遅くとも2024年12月31日までです。対象となる方は早めの申請をおすすめします。

参考元：国土交通省｜子育てエコホーム支援事業について
参考元：子育てエコホーム支援事業｜注文住宅の新築

2023年11月現在の浜田市で申請できる医療費支援制度を紹介します。

浜田市に居住する子ども（18歳の年度末まで）が医療機関を受診した際に医療費の自己負担分を助成する制度です。助成を受けるためには、市役所または支所で「子ども医療費受給資格証」の交付手続きを行う必要があります。

島根県内の医療機関で健康保険証と受給資格証を提示すると、月ごとに定められた自己負担の上限額で診療を受けることができます。

※金額は1医療機関あたりの上限額
参考元：浜田市「子ども医療費助成制度について」

医療機関で生殖補助医療（特定不妊治療）を受けた際にかかった費用の自己負担分の一部を補助する制度です。対象となる費用は体外受精・顕微授精の保険診療の自己負担分や保険診療外治療費です。助成額は「保険診療のみ」もしくは「保険診療と先進医療の併用」の場合は1回につき12万5千円、先進医療以外を併用した「混合診療」の場合は１回につき36万円となります。

参考元：浜田市「生殖補助医療費の助成について」

豊かな自然とおいしい海の幸、山の幸に恵まれた島根県浜田市は、若年層や新婚世帯向けの補助金が充実しており、マイホームを建てるのにおすすめのエリアです。
岩見建設ではお客様のご希望に沿った家づくりの提案やお住いの自治体で申請できる補助金の情報提供などを行っています。島根県浜田市で土地探しや家づくりをご検討中の方は、ぜひ弊社までご相談ください。