注文住宅を建てるときには、下記のような建築費用がかかります。注文住宅を検討するときに忘れがちなのは、諸費用です。諸費用には、土地と住宅を購入するために必要な税金や手数料などが該当します。諸費用は土地・建物費用総額の10~12%が目安だと言われているので、諸費用を含めて資金計画を立てるようにしましょう。
また、土地代や建物本体工事費用、付帯工事費用は建てる建築エリアや延べ床面積、設備により大きく異なります。目安として「2022年度フラット35利用者調査」が公表している建築相場を紹介します。
建設費:3,223.8万円
土地取得費:927.2万円
合計:4,151万円
※土地付注文住宅融資利用者の2022年度データ
参考元:住宅金融支援機構『2022年度フラット35利用者調査』
年収を踏まえた住宅のコスト・住宅ローンの月々の返済額
住宅ローンとは、住宅を取得するために利用できるローンのことです。年齢や年収、借主の健康状況など一定の条件があり、審査に通過することで利用できます。
住宅ローンの借入限度額は、額面年収の5~7倍程度だと言われています。例えば、額面年収が400万円の場合は、2,000~2,800万円が借入限度額の目安です。自己資金を含めると、3,000~3,500万円程度の住宅コストが検討できるでしょう。
ただし、住宅ローンだけを念頭に置いて資金計画を立てると、日々の生活を圧迫する可能性があります。月々の返済比率が高くなり過ぎないように、無理のない範囲で計画を立てることが大切です。
「2022年度フラット35利用者調査」では、住宅ローンの利用者は世帯年収400万円以上600万円未満が全体の約4割を占めています。一例として島根県の返済額の指標は、下記のとおりです。
手持金:371万円
融資金:3,596.4万円
1ヶ月の返済額:117,400円
参考元:住宅金融支援機構『2022年度フラット35利用者調査』>>島根県浜田市の住宅ローン・金利まとめ!注文住宅を建てる時に欠かせないローン選びのポイント>>島根県浜田市ではこんなに補助金が受けられる!街の特徴や支援制度を徹底解説
適正コストで建てられる住宅のクオリティ
注文住宅は費やすコストに応じて、どの程度クオリティが変わるのでしょうか?ここでは、コストごとの注文住宅のクオリティをご紹介します。
1,000万円台
1,000万円台の注文住宅は、シンプルなデザインで延べ床面積が小さい住宅になる傾向があります。ある程度パターン化された規格住宅になることが多く、設備やデザインなどにこだわることは難しいでしょう。
2,000円万台
2,000万円台の注文住宅は1,000万円台と比較すると少し自由度は高くなりますが、土地を所有していない限りは設備や間取りなどにこだわることは難しいでしょう。優先順位をつけて、できる範囲で理想を形にしていく住まいづくりになる傾向があります。
3,000万円台
3,000万円台の注文住宅は日本の平均的な価格帯であり、間取りやデザインにこだわるゆとりが出てきます。標準仕様にプラスアルファできる部分が出てくるので、キッチンをグレードアップする、吹き抜けを作るなどこだわりを反映させることも可能でしょう。
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家づくりでコストを抑えるポイントや地域にとって外せないポイント
家づくりでコストを少しでも抑えるポイントとしては、下記が検討できます。
・延べ床面積を減らす
・シンプルな間取りにする
・水回りを1箇所にまとめる
・設備のグレードを抑える
・造作家具やオプションの建材を減らす
・外構は最低限にして住みながら整えていく
コストを抑えるポイントはあらかじめ優先順位をつけて、どこなら妥協できそうか検討しておくといいでしょう。また、浜田市は比較的温暖な気候で積雪の心配がない地域ではありますが、夏季と冬季では温度差があります。コストを抑えたいと思っても、住宅性能にはこだわりたいところです。断熱性や気密性はしっかりと確保して、長い間快適に暮らせる高性能な住まいを検討することが大切です。
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