益田市は、住宅の耐震化や、県外からの移住者に対しての補助制度と助成金が充実しているところが特徴です。具体的には、2016年の熊本地震をはじめとする大震災の教訓を活かした「益田市木造住宅耐震化促進事業」や、安定した移住を実現させるための「ますだ暮らし定着支援事業助成金」など。また、空き家の有効活用にも力を入れており「空き家バンク」に登録すると奨励金がもらえる制度があるのも魅力です。
益田市は、暮らしの安心をサポートする補助金や、今ある資産を今後に役立てるための仕組みづくりに注力しています。
参考元:益田市「木造住宅耐震化促進事業補助金について」参考元:益田市「ますだ暮らし定着支援事業助成金(令和5年度~令和6年度申請分)」参考元:益田市「空き家バンク登録推進奨励金・登録支援補助金」>>お隣の浜田市で受けられる補助金について、詳しくはこちら
次に「益田市木造住宅耐震化促進事業」を取り上げてくわしく解説します。
益田市では、木造住宅の耐震化促進を目的とした「益田市木造住宅耐震化促進事業」を実施。1981年5月31日以前の基準で建築された住宅を対象に「耐震診断事業」「耐震改修事業」「耐震建替事業」のそれぞれの項目で要件を満たすと、補助金が支給されます。各事業内容の概要と対象住宅、補助限度額などの情報を表にまとめました。
【対象者の主な要件】
・益田市に居住する方
・市税の滞納がない方など
【対象住宅の主な要件】
・1981年5月31日以前に建築または着工されたもの
・2階以下の木造住宅
・耐震建替をする場合、省エネ基準に適合する新築住宅である
・耐震診断の結果から「倒壊する可能性あり」と判断された木造住宅(耐震診断事業を除く)など
【事業区分ごとの概要】