島根県浜田市の特徴
島根県西部に位置する浜田市は、人口約5万人が暮らしている漁業が盛んな街です。島根県内で唯一の特定第3種漁港である浜田漁港を中心に市街地が発展しており、水揚げされるアジやノドグロ、カレイは特選ブランド「どんちっち」として日本全国に出荷されて人気を博しています。
気候は比較的温暖で沿岸部は雪が降っても積もることは少ないですが、広島県に近い山間部では20~30cmの積雪があります。その代わりに寒暖差と良質な水を活用した果物栽培が行われていて、種無しブドウのピオーネや赤梨、西条柿などの糖度の高いフルーツを味わうことができます。
浜田市には日本神話を題材とした舞を披露する「石見神楽」や北前船の寄港地として繁栄した「外ノ浦町」といった文化遺産がいくつもあり、子どもたちが歴史を学ぶのに適した街でもあります。
市内には大型商業施設もあり生活必需品の買い物に便利です。浜田漁港の北には「ゆめタウン浜田」、市街地南部の周布町には「パワーシティはまだ」が営業しており、食品スーパーや100円ショップなどが入居しています。ドラッグストアは「ウエーブ」や「ウエルシア薬局」の支店がいくつもあるので、紙おむつや粉ミルクのストックがなくなってもすぐに購入できます。
ほかにも、大人から子どもまで楽しめる行楽施設が多数あるので、休日は家族でドライブに出かけるのもよいでしょう。国道9号線沿いにある「島根県立しまね海洋館アクアス」では、サメやエイなどが泳ぐ海底トンネルをくぐったり、シロイルカのショーやペンギンのお食事タイムなどを鑑賞したりすることができます。
海沿いには海水浴場もあり、島根県立石見海浜公園内にある「姉ヶ浜海水浴場」ではマリンスポーツやバーベキューを楽しむことができます。さらに無料のキャンプ村も利用できるので夏のレジャーにおすすめです。
浜田漁港の近くにある「道の駅ゆうひパーク浜田」は、港町から日本海まで見下ろせる絶好の夕焼けスポットです。おいしい海鮮レストランや遊具が充実した公園が併設されているのでピクニックも楽しめます。
浜田市は、結婚新生活支援事業や新生児子育て応援金などの子育て支援政策を推進しており、若者世帯や子育て世帯の移住先としておすすめのエリアです。
参考元:浜田市「浜田市の概要」参考元:浜田市「浜田市の人口・世帯数」参考元:浜田市「浜田の水産ブランド“どんちっち”」参考元:日本遺産ポータルサイト「神々や鬼たちが躍動する神話の世界」参考元:浜田市「外ノ浦町が日本遺産に追加認定されました!」参考元:浜田市移住・定住サイト「数字でみる『はまだぐらし』」>>島根県浜田市の土地価格・相場は? 今後の価格推移の予測や土地選びのポイントを紹介
島根県浜田市の子育て支援制度
浜田市では、出産前後の生活や子どもの保育にかかる負担を軽減する様々なサポートが受けられます。ここからは浜田市の子育て支援制度を紹介します。(2023年12月現在)
新生児子育て応援金
2021年(令和3年)4月1日以降に子どもを出産した父母は浜田市から子育て応援金を受け取ることができます。金額は第1子・第2子が1人につき5万円、第3子以降は1人につき30万円です。申請期限は出生後30日以内なので、子どもが生まれたらすぐに手続きを行いましょう。
参考元:浜田市子育て支援サイト「新生児子育て応援金」
保育料無償化
浜田市では幼稚園や保育所、認定こども園などに通う3歳児から5歳児までの子どもの保育料を無償化しています。市民税非課税世帯については3歳未満の子どもについても無償化の対象となります。
幼稚園・保育園・認定こども園を利用する場合は無償化の手続きは不要です。子ども・子育て支援新制度に移行していない私立幼稚園や認可外保育施設などについては、浜田市役所子ども・子育て支援課に無償化の手続きを行うと、施設ごとに定められた上限額まで保育料の償還払いを受けることができます。
参考元:浜田市子育て支援サイト「保育料無償化」参考元:浜田市子育て支援サイト「保育料無償化の手続きについて(未移行幼稚園等利用者)」参考元:浜田市子育て支援サイト「保育料無償化の手続きについて(保育サービス利用者)」
産前産後家事支援サポーター派遣事業
浜田市内に居住している妊産婦の日常生活をサポートするために、浜田市シルバー人材センターから家事支援スタッフを派遣する事業です。支援内容は、衣類の洗濯、住居等の掃除、生活必需品の買い物などです。利用料金は1回につき400円(2時間まで)で、新規登録をした人には1回分の無料お試し券が配布されます。
参考元:浜田市子育て支援サイト「産前産後家事支援サポーター派遣事業」
浜田市の手当・助成金
家を建てたあとの人生設計をする上で、出産や子育てにかかる費用負担が心配な人も多いでしょう。続いて浜田市で申請可能な手当や助成金制度についてご紹介します。(2023年12月現在)
子ども医療費助成制度
浜田市内に住んでいる18歳までの子どもを養育している保護者は、市役所や支所で「子ども医療費受給資格証」の交付を申請することができます。子どもが島根県内の医療機関を受信した際に健康保険証と受給資格証を提示すると、月ごとに定められた自己負担の上限額で受診することができます。
助成内容
※金額は1医療機関あたりの上限額
※調剤薬局、柔道整復施術所、はり・きゅう及びあんま・マッサージ施術所などは自己負担なし
参考元:浜田市「子ども医療費助成制度について」
生殖補助医療費の助成
医療機関で生殖補助医療(特定不妊治療)を受けた際にかかる費用の自己負担分の一部を補助する制度です。浜田市では、体外受精・顕微授精の保険診療の自己負担分と保険診療外治療費が補助対象となります。補助金額は「保険診療のみ」または「保険診療と先進医療の併用」の場合は1回につき12万5,000円、先進医療以外の「混合診療」を併用した場合は1回につき36万円となります。
参考元:浜田市「生殖補助医療費の助成について」
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