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住宅に必要な「耐震性」とは?浜田市で地震に強い家を建てるポイント

家づくりノウハウ
公開日:2024.03.25
最終更新日:2024.04.03
岩見建設有限会社の家づくり写真
岩見建設有限会社の家づくり写真
家づくりノウハウ
公開日:2024.03.25
最終更新日:2024.04.03

住宅に必要な「耐震性」とは?浜田市で地震に強い家を建てるポイント

グレー基調で落ち着いた雰囲気の勾配天井のダウンフロアリビング
震度5強の地震が年間に何度も発生することから、地震大国といわれている日本。南海トラフ地震など、今後生じるであろう大規模地震も複数予測されています。そのため、家づくりをするうえで、マイホームの耐震性は欠かせない性能のひとつといえるでしょう。
そこで今回は、住宅の耐震性について解説します。島根県浜田市における地震のリスクもまとめましたので、浜田市周辺で地震に強い家を建てたい方はぜひお役立てください。

目 次

地震に強い家を建てるには?

地震に負けない家
地震に強い家づくりといっても、その方法はさまざまです。ここでは、地震に強い家の特徴と、地震対策となる住宅工法について解説します。

地震に強い家の4つの特徴

まずは、地震に強い家の特徴をみていきましょう。

・平屋
・総二階
・家の形が正方形や長方形
・敷地が硬質地盤

二階建て以上の建物よりも、高さの出にくい平屋の方が、地震による揺れの影響が少なく済むといわれています。また、複雑な形状の建物に比べ、シンプルな形の家は、地震の際の負荷が偏りにくいため、倒壊リスクが小さいのが特徴です。
上と下の階が同じ造りになっている総二階建て住宅や、上から見て正方形や長方形といった形の家が、地震に強いといえます。
さらに、家を建てる土地の地盤が強いことも重要です。地震の揺れに強いとされている硬質地盤なら、なお安心でしょう。

家づくりで地震対策となる3つの工法

耐震建築・制震建築・免震建築
地震対策には「耐震」「制震」「免震」の3つの工法があります。それぞれの特徴とメリット・デメリットを以下にまとめました。


工法


特徴

メリット

デメリット

耐震


・建物の強度を高めて揺れに耐える


・低コスト

・設計の自由度が高い



・揺れを感じやすい

・繰り返しの地震でダメージが蓄積される


制震



・建物内部に装置を設置し揺れを吸収する


・繰り返しの地震に強い

・揺れを小さく感じやすい



・設置場所や数に注意が必要

免震


・建物と地盤の間に装置を設置し揺れを逃がす



・揺れを大幅に軽減する

・建物が損傷しにくい



・コストが高い

・縦揺れへの効果は小さい


ここからさらに詳しくみていきましょう。

耐震工法

耐震工法では、構造用面材などの耐力壁を取り入れることにより、建物自体を強化し、揺れに耐えられる造りを目指します。コストが低く、立地の制約も少なく自由に設計しやすいため、多くの住宅で導入されている地震対策です。
一方、地震がそのままの力で直接伝わることから、揺れを感じやすく、家具の転倒も防ぎにくいデメリットがあります。

制震工法

おもりやダンパーなどの装置を建物の内部に設置することで、地震の揺れを吸収し軽減するのが制震工法です。揺れを抑えることで、建物へのダメージを小さくでき、繰り返しの地震にも強いといわれています。
ただし、地盤が弱い場所では、効果が充分に発揮されないことも。また、制震装置の設置数や場所も効果に影響を与えます。

免震工法

免震工法は、建物と地盤の間に装置を導入し、地震の揺れがダイレクトに伝わらないようにする仕組みで、揺れを大幅に軽減できます。揺れが直接伝わらないことから、建物が損傷しにくいのがメリットです。
デメリットとしては、コストが高いことと、縦揺れの地震には効果が期待できないことが挙げられます。

安心な暮らしのために重要な耐震性

新築一戸建て住宅の工事現場での耐震金物のついた柱
地震による被害を軽減するために、マイホームの地震対策として耐震性の強化は必要不可欠といっても過言ではありません。ここからは、耐震性についてさらに掘り下げてみていきましょう。

地震への強さを示す耐震等級

耐震性の具体的な指標に「耐震等級」があります。耐震等級は1~3まであり、数字が大きくなるほど耐震性も高くなります。等級ごとの概要は以下のとおりです。


耐震等級


構造躯体の倒壊しにくさ

構造躯体の損傷の生じにくさ


1



震度6~7相当の地震で倒壊しない


震度5強相当の地震で損傷しない


2



震度6~7相当の1.25倍の地震で倒壊しない



震度5強相当の1.25倍の地震で損傷しない


3



震度6~7相当の1.5倍の地震で倒壊しない



震度5強相当の1.5倍の地震で損傷しない

参考元:国土交通省「新築住宅の住宅性能表示制度ガイド」

>>耐震等級が高い住宅にはどんなメリットがある?詳しくはこちら

耐震性が低い家のリスク

平成28年熊本地震で壊れた民家
耐震性が低い家では、地震の際、家屋の損傷や倒壊のリスクが高まり、その危険性は命を脅かすほどです。気象庁の「震度階級関連解説表」によれば、耐震性の低い木造住宅では、震度5弱で壁などに亀裂が生じ、震度6弱では倒壊の可能性も示唆されています。
一方、耐震性が高い場合は、震度7でまれに傾く程度に留まっており、予想される被害に大きな差がみられるのです。

実際、1995年に起きた阪神・淡路大震災(兵庫県南部地震)で亡くなった方のほとんどの原因が、建物の倒壊や家具の転倒によるものでした。
これらのことからも、大きな地震に耐え得る家を建てるためには、耐震性の高さが重要であることがわかります。

参考元:国土交通省 気象庁「気象庁震度階級関連解説表」
参考元:内閣府「阪神・淡路大震災教訓情報資料集【02】人的被害」
参考元:国土交通省 住宅局「「熊本地震における建築物被害の原因分析を行う委員会」報告書のポイント」

住宅の安全性を確保する構造設計

住宅の安全性を確保するためには、地震など建物に影響するさまざまな要因を考慮しながら、最適な骨組みを設計する必要があります。住宅の構造設計をする際は、以下の3つのうちいずれかの計算が行なわれます。

壁量計算

強風や地震などの際に、水平の力で建物が倒壊しないかを、耐力壁の量などから検証する計算方法です。構造計算のなかでは簡易的で、耐震等級1には対応していますが、耐震等級2・3は確保できません。

性能表示計算

耐震等級2・3を確保するために壁量に加え、床や屋根、横架材接合部についても強さを検証する方法です。

許容応力度計算

建物自体の荷重、積載荷重、そして地震や風から受ける力を考慮し、柱や基礎といったすべての部材内部に生じる力を検証する方法で、耐震等級2・3に対応しています。コストと時間を費やして建物の強度を緻密に計算するため、建物の安全性を確保するうえで、信頼度の高い計算方法です。

浜田市周辺で見込まれる地震のリスク

リスクと書かれたブロック
浜田市沖では、およそ150年前の1872年に「浜田地震」とよばれるマグニチュード7.1の地震が発生しました。この地震により、島根県内では500人以上が亡くなり、浜田市内でも多数の住宅が倒壊、さらには焼失したといわれています。
現在、浜田市では地震防災マップが作成されており、地域ごとの地震による被害の可能性を視覚的に確認できるようになりました。「ゆれやすさマップ」「地域の危険度マップ」によれば、浜田市全域として建物の倒壊レベルの被害は少ないと予想されています。一方で、浜田周辺他、一部の地域では、耐震性の低い構造物で倒壊の危険性が示されているエリアも。
地震はいつ起きてもおかしくありません。万一に備えて、マイホームの耐震性を高めておいて損はないでしょう。

参考元:浜田市「【防災危機】1872年3月14日(旧暦明治5年2月6日)に発生した浜田地震について(2022年03月14日12時00分)」
参考元:浜田市「ゆれやすさマップ(浜田市全域)」
参考元:浜田市「危険度マップ(浜田市全域)」
参考元:浜田市「危険度マップ1」

>>浜田市に水害リスクはある?地盤の情報や土地選びのポイントなど詳しくはこちら
>>浜田市の土地価格・相場は?今後の価格推移の予測や土地選びのポイントを紹介

浜田市で高耐震のマイホームをお考えの方は岩見建設へ

玄関前の菜園が目を引く屋根のカットが特徴的な外観
いつ大地震が起きてもおかしくない日本。安心して暮らすためには、住宅の耐震を高めることが欠かせません。
岩見建設の家づくりでは、耐震等級3が標準仕様です。また、構造専門の建築士による許容応力度計算を用いた厳しいチェックも行なっているため、高耐震で安心につながる住まいをご提案できます。その他、高断熱性・高気密性といった性能に優れた家づくりも可能です。浜田市で高性能なマイホームを検討中の方は、ぜひ岩見建設にご相談ください。
#島根県浜田市#注文住宅 #新築 #R+house #高耐震 #免震 #制震 #家づくりの基礎知識 #耐震 #災害

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強みをご紹介
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資金計画

ご予算に合わせた家づくり

資金計画とは、「本当の意味で建築に関わる全ての費用を洗い出す」ことです。
家づくりに臨む方々の中には、家づくりの費用は「家の本体価格と外構工事費用」くらいだと思っている方が多くいらっしゃいます。家づくりにかかるお金は、なにも工務店に支払うお金だけではありません。しかし、住宅業界の常として、「〇〇万円から建てられます」という謳い文句につられて、本当にそれくらいで家が建つんだとだまされてしまうのです。
家づくりにかかるお金を、本当の意味で理解しなければ、後々必ず後悔してしまいます。
高性能な家づくり

ZEHを超える断熱性能

家の快適さを支えている断熱性能。その断熱性能をどの基準で設けていけばよいのか、基準がなくてわからない方も多いのでないでしょうか。実は、断熱性能は「数値」で判断することができるのです。私たち岩見建設は、いくつかある基準の中でも最高ランクの断熱基準を標準とすることにより、快適な家づくりを実現しています。
岩見建設有限会社の家づくり写真

高耐震性能

どれだけ性能が高く、おしゃれな家を建てられたとしても、大きな地震や腐食により家が倒れてしまうと元も子もありません。
耐震性能と耐久性能について、私たち岩見建設がどのように考えているのかをお伝えしていきます。

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